狭い園庭に二こぶ山の築山があり、園児の遊びの様子を見る視線を遮っていました。そこで保育室から保育者の視線の見通しを良好にし、砂場の砂を入れ替えて園児の遊びを誘発する園庭へ改善しました。
まず築山の高さを20センチメートル低くし、外側の山を高くし中央を低くするようにしています。さらに築山の土止めとして花壇スペースを設け、乳幼児が安心して遊べるように芝生としています。さらに砂場の下地を改善し、砂も入れ替えたところ園児たちは十分な砂場遊びができるようになり、園児のそれぞれの成長が見られてきた、という声が届きました。
さらに木の種類や大きさなど様々な丸太を利用する遊び場を設置したところ「ごっこ遊び」や「見立て遊び」が広がり、園児の体力向上や発想力が向上したという声と共に保育者同士の方いう方針への意見交換の機会が増えたという喜びの声が届いています。フェンス近くに樹木を植えたところ木登りだけでなく園児たちは自然の変化をキャッチし、葉っぱの色や季節ならではの遊びが広がったという喜びの声が聞かれました。