改修前 Before
園の課題
くるみ保育園は0-2歳児の小規模事業所。園庭は狭いが、築山や砂場など、屋外遊びを豊かにする方法はないか
子ども環境学会のアドバイス Advice
- ブロック塀が危険だし、圧迫感があるので、改修した方がいい
- 保育室から園庭への出口が段差のあるコンクリートなので窓を開けると子どもから目が離せなくなる。縁側や人工芝などの工夫がほしい。
- 園庭が狭いので、築山や砂場は現実的でない。移動できる遊具をそろえて、いろんな遊びができるようにした方がいい
参考図書:「あなたが変える庭遊び」(東間掬子) - 遊具の倉庫が遠いので、遊具を使う機会が減るかもしれない。遊具の出し入れが簡単になるように遊具入れがあるといい。できれば子どもが選んだり片づけたりできるようにすればよい。
- 緑がないので、隅にクローバーを播種したりプランターを設置したりするといい。そのためにもブロック塀は改修したい
改修後 After
- 県補助とは別に、自費でブロック塀を撤去(隣地との土留めの役割を果たす4段を残して上4段を撤去)しクリーム色のフェンスを設置した。奥のブロック塀は次年度以降検討。
- 保育室の出口前に擬木(樹脂)のテラスを設置し、テラス経由で園庭に出られるようにした。
- 遊具を出し入れしやすいように、アンパンマンの遊具入れを設置した
いままで保育士が手を引いて玄関経由で園庭に出ていましたが、テラスで遊んだり、テラス経由で園庭に出られるようになり、外あそびがしやすくなりました!