園庭の課題を専門家に相談し、改善策や解決策を考えるワークショップ。
アップル第二保育園
アップル第二保育園の相談内容は室内用の木製遊具。0歳から2歳の乳幼児が木にふれあえる空間をつくるため、仕切りのない室内にパーテーション機能がある可動式の遊具を導入したいとのこと。
専門家からは、遊具のはめ込み部分の高さや大きさは均一にせず変化を持たせるようアドバイスがありました。はめ込み部品は形状や色が異なるもの、材により模様が変わるとか、突起物があったり音が出るなど「ピタゴラスイッチ」のような工夫があると多様な指遊びの可能性が出てきます。また、子どもが飲み込まないようトイレットペーパーの芯の直径より大きくする、という注意点も示されました。
きっずはうす
きっずはうすの相談内容は木製の遊具。園庭がないため、20畳ほどの室内遊び場に木の滑り台を導入したいとのこと。
専門家からは、滑り台から次の遊具へつなげるようアドバイスがありました。高さの違うマットを置いて上り下りする、段ボールのトンネルをくぐる、ホールの壁にあるボルダリング遊具のてっぺんに鈴をつけるなど、挑戦心や達成感につながる工夫やアイデアが出されました。
遊び方を限定しない遊具の組み合わせが子どもたちの自由な遊びを誘発し、多様な体の動きにつながります。