かぜの子保育園の相談内容は小さな園庭にある砂場。砂を入れても流れ出してしまい、かたい砂は満足な遊びができる状態ではありません。

砂場にある木は遊びの妨げになっており、枯れているので伐採したいとのこと。砂場の改善のほか、季節を感じられる花壇や小さな畑をつくりたいと考えていました。
園庭全体の水はけが悪く、雨が降ると水たまりができてしまうため、園庭の真ん中に工事用の鉄板を敷いて対応しているそうです。
専門家からは、まず透水性が悪い地盤を改善する必要があるとのアドバイスがありました。砂場を新しくしても、園庭の雨水処理ができていないと元の状態に戻ってしまいます。
園庭に排水管を通すには、土を掘り返すので費用がかかります。予算が限られている場合は、砂場の下に浸透桝を設置し、水をためて外に出す方法もあります。
工期や費用の面でたいへん悩んだそうですが、工事を引き受けてくれる業者が見つかり、暗渠と排水桝の設置、砂場の中の木の伐採・伐根を行うことができました。
園庭の水はけが改善し、子どもたちは新しい砂場で楽しく遊べるようになりそうです。


