のぞみの花こども園

開園したばかりで園庭は広いけれど遊具が少なく、まだ環境が十分に整っていないのぞみの花こども園。
平坦な園庭に起伏をつくり、傾斜や高さによって運動遊びが楽しめる築山を整備したいとのこと。鬼ごっこなど動的な遊びの拠点として、また気持ちを集中したり安定させたりする静的な居場所として、遊びの多様性を創出することを目指しました。

専門家からは、園庭の真ん中ではなく複合遊具のとなりに配置すると、滑り台から築山へと遊びの連続性が確保できるとのアドバイスがありました。

安全面では、遊具との距離は2m以上、築山から駆け下りた時にフェンスに衝突しないよう考慮することが必要です。また、園舎から子どもたちの遊ぶ様子を目視できるようにするには、築山の高さは最大1.5m、緩やかな勾配なら高さに対して3倍の直径が目安となります。 

盛り土を安定させるために芝をはることがありますが、子どもたちの遊びを制限しないよう、芝生は多少はげても様子を見ながら管理するとよいとのこと。

園庭には平場を残し、シンボルツリーや実のなる木を植えたり、砂場エリアの植栽を工夫することで緑のビオトープとなります。小屋などちょっと入り込めるような空間もほしい。子どもたち一人ひとりの想いを大切にしながらつくっていけるといいですね。

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