スプーン保育園

開園間もない園で、保護者からもっと遊具が欲しいという声がありましたが、園庭の中に築山ある敷地で多様な遊びや自然観察ができるようにという要望の園庭改善です。

写真1 丸太の遊び場
写真2 丸太の遊び場

築山の近くに丸太渡りができ、丸太ステップを楽しむように写真のように丸太を設置しました。当初は、築山からの遊びの連続性を想定していましたが、園児たちは丸太渡りや丸太ステップに挑戦するだけでなく、年下のお子さんの手を取って支援するなど「他者を思いやる行動」が見られ、遊びを通しての「思いやりの心の育み」に感動する声が寄せられました。

写真3 堆肥づくり箱
写真4 昆虫観察園

さらに園庭の樹木や田んぼを活用して自然の循環のサイクルを学習できるように植樹だけにとどまらず菜園用堆肥づくりの場や昆虫観察園を設置していきものの拠点づくりを目指した取組みです。園児たちは落ち葉を集めたり、カブトムシの生長を楽しみにして「虫さん、出てこないかなぁ~」という声を発するなど生き物への興味関心が高まり、体験することと丸太遊びなどによる危険回避に関しての保育者の意識の高まりも見られています。